パーツフィーダーのシート貼り・張替え

ウレタンコーティングは使用頻度によって摩耗していきます

防音性・耐摩耗性に優れるほか、耐水性や高弾性など様々な特性を付加できるウレタンコーティングの表面処理は、パーツフィーダーなどの搬送機器によく取り入れられています。
しかし、どんなに高品質にウレタンコーティング処理をしても、使用する用途や頻度によってコーティングは摩耗します。処理した当初の能力から著しく摩耗したウレタンコーティングのパーツフィーダーをそのまま使用し続けると、安定したワークの搬送・流出ができないだけではなく、パーツフィーダーそのものを痛めることになり修繕コストがより高くなってしまいます。

長く高品質なパーツフィーダーの性能を保つための2つの方法

シート貼りやシートの張替えによって、搬送機器に施したウレタンコーティングの付加価値を長く保つ方法があります。表面処理した搬送機器に、お客様の使用用途に応じた表面形状のシートを貼ります。時には底面だけではなく、ワークが接する側面にもシート貼りを行い、ウレタンコーティングを施した搬送機器を保護します。シート貼りの効果によって搬送機器の耐久性も向上し、中長期の使用に耐えられる効果が期待できます。
また、シート貼り自体も摩耗していきますので、一定の摩耗が進んだら再びシートの張替えによって、搬送機器の性能を回復させることができます。また、テクノマインでは、ウレタンコーティング処理を行っていない搬送機器についても表面全面へのシート貼り対応によって、コストを抑えた上で、搬送機器の耐久性の向上を図ることが可能です。

底面へのシート貼り
ウレタンコーディング後底面へのシート貼り
搬送機器への全面シート貼り
接触面へ直接シート貼り

もしウレタンコーティングを施したパーツフィーダーの、コーティングが著しく摩耗してしまった場合、テクノマインでは搬送機器(基材)自体に問題がなければ「剥離再コーティング:Reprocessingサービス」として基材を新調することなく、コーティングの再処理が可能な技術を提供しています。

剥離再コーティング:Reprocessingサービス

  • パーツフィーダーの調子が悪くなった気がする
  • 生産効率が落ちているが原因がわからない
  • 他社コーティング業者の製品を受付できる所を探している

どれだけ高品質にウレタンコーティングを施しても、何年も使用を継続するとウレタンコーティングが摩耗・剥離してきて従来の特性が失われてきます。テクノマインではお客様がお持ちの搬送機器自体(基材)に問題がなければ、「剥離再コーティング:Reprocessingサービス」として、基材を新調することなく、コーティングの再処理のご相談にも対応しています。
2つと無いお客様の搬送機器の稼働需要に合わせるため、テクノマインでは短納期への対応にも尽力していますので、ウレタンコーティングが経年劣化で剥がれてきたり、扱うワークの種類が変わって、コーティングの仕様を再考したいとお困りの際はぜひ愛知県一宮市の株式会社テクノマインへご相談ください。

1.低コスト

新品を購入する場合と比べて、ウレタンコーティング部分の再コーティング費用のみで済みますので、大幅にコストを抑えることができます。

2.短納期

再コーティングは、お客様の機械の稼働がお休みの間に処理を実施、納品するため、生産を停止することなく対応することが可能です。長期連休を再コーティングのタイミングに充てていただければ更に確実です。

3.高品質

再コーティングといっても、従来のウレタンコーティングと変わらない品質を保持できます。既存のコーティングの仕様をヒアリングし、テクノマインならではの高品質なコーティングにて対応します。

4.仕様変更も可能

従来の仕様から現在のワークに合わせた仕様に変更したいというご要望にもお応え可能です。膜厚の調整も含めご相談ください。

剥離再処理依頼の実例:このような状態のパーツフィーダーは早めにご依頼ください

ウレタン・シート材の摩耗・剥がれの症状が進行すると、既定の部品搬送数の減少・傷が発生する原因となります。このまま使い続けるとパーツフィーダー本体の金属部分が摩耗し使用することができなくなるリスクが増しますので、お早めに当社へご相談ください。
※画像をクリックすると拡大できます。

パーツフィーダーの素材がアルミ製の場合は溶接で肉盛り・板金ができないため早めの修理が必要です。
ステンレス製でも凹み・穴あきの場合は溶接・板金修理が必要になり、振動調整など専門の技術が必要になるので早めの修理が必要となります。

剥離再処理 作業前(剥離後)
剥離再処理 作業前(剥離後)

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